2020/08/01 23:45
幸福度を上げる心のケア
この記事では、「自分を変える3分手帳」の2つ目のステップ「心のケア」について詳しく解説します。
3分手帳の全体の流れについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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3分手帳の心のケアに取り組むことで、ストレスが減少し、幸せ度が向上します。
1分ちょっとでできる方法なので、日々簡単に取り組むことができます。ぜひ試してみてください!
感謝ノートの効果
心のケアでは「感謝ノート」というワークを行います。
これは、ポジティブ心理学のテクニックです。
ストレスが減少し、幸福度がアップするのはもちろんのこと、21日間以上続けることで脳をポジティブな状態に書き換えてくれる効果があることがわかっています。
脳は、ストレスが少なくポジティブな状態になると、より良く機能するということが研究でわかっています。
「感謝ノート」に継続して取り組むことにより、ストレスが減少し、脳がポジティブな状態になります。
それにより、生産性が上がり、創造性もアップするということがわかっています。
実際に、ポジティブな状態の脳は、ネガティブ状態の脳よりも31%生産性が高くなります。
感謝ノートを習慣化することで、脳をポジティブな状態に変えていきましょう。
詳しい手順
感謝ノートを「ウィークリー計画」リフィルに書いていきます。
※A4サイズ・システム手帳なしのセットの場合は、デイリー計画リフィルに書きます
やり方はとても簡単で、1日に5つ感謝できたことを書くだけです。
これを毎日繰り返すことで、小さな感謝や嬉しいこと、ポジティブなことに目を向けれるように変わってきます。
はじめは2-3分かかるかもしれませんが、慣れてくればすぐに感謝できる出来事が思い浮かぶようになります。
大切なポイント:もう一度味わう
書きながら感謝できたシーンや出来事をもう一度味わうように思い浮かべてください。
もう一度思い浮かべることにより、このワークの効果をより高めることができます。
ブルーな日でも、この感謝ノートを書くことで「今日も意外と良いことあったな〜」と、良い出来事に目を向けることができるよう変わります。
ミニワーク:感謝の手紙を書こう
「感謝ノート」にプラスして取り組むのがおすすめのワークが「感謝の手紙」です。
3分手帳セットをお届けするときに、おまけに「ミニサンキューカード」をお付けしています。
このカードで、身近な人に感謝の一言メッセージを書いてみましょう。
「感謝の手紙」もポジティブ心理学のテクニックです。
感謝の手紙を送ることで、手紙を送る側・受け取る側の両方の幸福度が高まり、人間関係も良くなることがわかっています。
感謝の手紙を書いたら変に思われない?恥ずかしい…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実験では手紙を受け取る側の喜びは大変大きく、変に思う人はいなかったということです。
また、手紙を送る側は、受け取る側の喜びを低く見積もっているということもわかっています。
まずはミニサンキューカードに一言メッセージを書いて、身近な人に渡してみましょう。
それができたら、次は本格的な感謝の手紙を書いてみましょう。
===感謝の手紙の書き方===
①感謝している人を5人リストアップし、その中から手紙を送る人を1人選ぶ
②詳しく感謝している内容を書く
その人がしてくれたことを具体的にあげて、どのように感じ、どういう風に感謝しているのかを書いてください。
③表現力は不要、心を込めて書けばOK
実験では、受け取った人たちは「手紙の温かみと感謝の思い」で手紙を判断していました。
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ハガキよりも手紙の形式がより効果的です。
手紙は書くだけでも効果があるのですが、実際にポストに投函して相手に届けることでより効果は高まります。
さらに効果がある方法は、自分でその人に手紙を届け、対面で読み上げる方法です。(今の時期は会って伝えるよりも、ビデオ通話で伝えるのが良いかもしれませんね)
1通の手紙でも幸せ度はアップしますが、継続して幸福度をアップさせるために毎週1通書くのが効果的です。
毎週1通の感謝の手紙を書くことを習慣化するのも、ひとつのアイデアだと思います。
双方向で幸福度がアップする心理学のテクニック、ぜひ活用してみてください!
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感謝できることが5つ書けたら、最後のステップ「習慣化」です。
ぜひこちらの記事から、詳しい手順をチェックしてみてくださいね。
#3分手帳 by A FLOATING LIFE
【参考文献】
「ハーバードの人生を変える授業」タル・ベン・シャハー
「幸福と成功の意外な関係」ショーン・エイカー
「心理学動画」DaiGo